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KEYPERSON

営業経験を活かしながら、
新たな分野で学び、成長することを楽しむ

株式会社ウィファブリック/WEFABRIK Inc.セールスマネージャー赤松義健

繊維商社での経験を活かして

セールスマネージャーの赤松義健氏は繊維業界での営業経験が長い。大学卒業後に繊維の専門商社に入社し、生地の営業や貿易部門の営業に携わった。その後、転職しながらも繊維業界か営業職のいずれかに軸足を置いてきた。営業職ではトータル11年のキャリアだ。

ウィファブリックという会社の存在は人材紹介会社を通じて知った。会社のことを調べながら繊維業界の課題解決を図ろうとするビジネスに共感を覚えた。自分自身も繊維商社時代、大手ブランドメーカーへの営業を通じて同じ疑問を抱いていたからだ。「ブランド品は簡単に価格を安くできません。アウトレットに回りにくいんです。売れ残った商品は大半が焼却処分です。焼却の費用もかかるし、環境にも良くない。廃棄処分はマイナスだと目の当たりにしてきました」

繊維業界で仕事をしてきた経験があるからこそ、福屋氏の語るビジョンとビジネスモデルが腑(ふ)に落ちた。ビジネスチャンスに満ちた会社だとも実感した。そして赤松氏は複数の転職先候補のなかから同社への入社を決める。

「SMASELL」の認知度と機能性向上を担う役割

現在携わっている仕事は「SMASELL」の営業だ。業界で注目度が高く会員登録者数は順調に増えているが、認知度向上の余地はまだまだ大きい。出品者とバイヤーを訪れ、このサイトの意義、サービスの内容、システムの使い方などを説明して利用者の新規開拓を行っている。

また、サイトの機能性向上も赤松氏が担う役割のひとつだ。いずれはバイヤーの数量交渉や価格交渉もサイト上でオートマッチングしていけるのが目標だが、現在はまだ発展途上だ。バイヤーからさまざまなニーズを引き出し、サイトの機能を上げていくのが今後の課題だという。

出品者に代わりサンプルを持ち歩いてバイヤーに商品を売り込む仕事も行う。「そもそも在庫として残ってしまったものを出品していただいているので、売りやすい商品ではないんです。ただ、商品の価値を見直したり価格が折り合ったりすれば、必ずどこかに需要はあります」。一朝一夕にマッチングできないもどかしさを感じながら、営業職で培った粘りを武器にビジネスチャンスを探っている。

各分野のスペシャリストたちとともに自分を磨く

営業ではまず相手からの信頼を得ることを心がけているという。繊維業界での経験があるとはいえ、今の仕事で出会う人はほとんどが初対面。「早く覚えてもらえるように工夫をしています。お客様の要望に素早く対応することはもちろん、関西人なので会話のなかに小ボケを入れてみたり」と笑う赤松氏。知識を広げることも大切にしている。ニュース、本、アニメなど、ジャンルを問わず多方面の話題を自分の引き出しに収めているという。

同社に入ってまだ間もないが、この会社のビジネスに携わっていることにやりがいを感じている。「福屋をはじめ、この会社にはシステム構築、デザイン、ブランディングなど各カテゴリーのプロが集まっています。少人数でありながらスペシャリストたちが事業をやっている会社だと思います」と魅力を語る。

毎日学ぶことは多い。11年の営業実績を自負しながらも、これまで経験しなかった分野を学んで成長できることがモチベーションになっている。「会社が展開しようとしているビジネスを、自分にできることからやっていく。5年後の上場目標に向けて一戦力になりたいですね」と抱負を語った。

あとがき

同社のビジョンのなかには「世界最高の幸福度と面白さを追求する」という一文が掲げられています。福屋氏はその理由を「自分たちクリエイターが仕事に幸福感と面白さを感じていないと、お客様たちにも伝わらないから」と話します。繊維ごみの大量廃棄という業界の負の側面から始まった事業ですが、同社のRDFブランドはどれもおしゃれで気持ちが弾むものばかり。在庫にはまだまだ良いものが眠っているのだと実感できる商品でした。