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COMPANY

壊すことで創る。
斬新アタッチメントで切りひらく無限の可能性

株式会社タグチ工業

ブルドーザーや油圧ショベル、クレーンなど工事現場での掘削、切削、運搬等に活躍する建設機械。建機あるいは重機と通称される建設機械のなかでも特に油圧ショベルの活動の幅を広げるのが、アタッチメントといわれる専用パーツ。現場での作業に合わせて交換できる「手」の部分だ。そんな業界で独自のアイデアによって顧客の利便にスピーディーに応え、シェア拡大を図るのが株式会社タグチ工業だ。形状の刷新にとどまらず電気制御技術にも取り組み、ついには「宇宙」分野のプロジェクトにも取り組む同社にそのもくろみを伺った。

他社を寄せ付けない開発スピードで業界トップを目指す

山陽新幹線をはじめ山陽本線ほか多くの在来線が乗り入れるJR岡山駅から、車で西方へ約20分。県庁や市役所がある岡山市北区で平野地区の一角を占めるように、本社ビルと大きな工場が併設して立っている。経営トップが社内の誰よりもものづくりへの情熱を持つ同社は、建機のアタッチメントメーカーとしてナンバーワンを目指す。

油圧ショベルでつかみ作業ができる「グラスパー」シリーズを筆頭に、業界屈指の切断力・圧砕力で話題を集める「ガジラ」シリーズのほか、草刈りやマグネット機能を備えたアタッチメントのシリーズも同社ならではの創意と工夫で人気上昇中だ。

そんな同社の強みは、柔軟なものづくりへの考え方から生まれるアイデアはもとより、強力な製品化スピードにある。現場で顧客のニーズをくみ取り、素早く設計製造に反映させるのは「言うはやすく行うは難し」である。同社は、製造機械の製作はもちろん、管理システムの構築に至るまで徹底した「内製化」に取り組むことでこれを実現。アイデアとスピードで業界を席巻する。