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害虫防除業界で革新的ビジネスモデルを創出する。
差別化戦略を打ち出す高収益コンサルティング商社

環境機器株式会社

シロアリ、ゴキブリ、ハエ、蚊、ネズミなど、私たちの暮らしや企業の生産活動に有害な影響をもたらす多くの害虫、害獣。それらを退治する業務用商品を扱うプロフェッショナルが環境機器株式会社だ。害虫駆除、防虫専門のコンサルティング能力と、高収益を生み出すビジネスモデルに強みを持つ専門商社で、害虫防除に使われる薬剤、散布用機材など業務用防虫資材の販売では国内トップ。博士号、修士号を有する昆虫学専門家や薬剤師の研究開発チーム、革新的なビジネスモデルを生み出す経営企画チーム、独自開発の情報共有システムを武器とする営業チームが、フラットな組織で有機的に結びついた活動を行う。この業界をけん引するだけにとどまらず、あらゆる業種の中小企業のモデルとなり得るリーダー企業である。

昆虫学の専門家チームがソリューションを提案

大阪府高槻市にある環境機器。1969年に防疫農業用噴霧器の製造販売会社として創業した。その後、害虫駆除、防虫専門のコンサルティング商社として、直近では13期連続増収増益、民間調査機関格付けでは上位1%以内に入るなど着実に成長している。

事業の中心は害虫防除に使われる業務用防虫資材の販売。メーカーから仕入れた薬剤や散布用機材、捕獲器などを害虫防除専門業者に卸し、国内ではトップのシェアを誇るニッチトップ企業だ(2017年時点でシェア約40%)。

同社がプロフェッショナルといわれる理由はシェアだけではない。社内に昆虫学を専門とするチームを設け、虫の生態と現場の状況に応じた最も適切な防除方法を提案するからだ。その方法はセミナーやコンサルティング、オリジナル商品の開発、人工知能(AI)を活用したリモートモニタリングシステムの開発などを通じて展開されている。

一方、同社は全国の優良害虫防除専門業者を中心に組合を組織化し、シロアリ駆除を入口とした住宅メンテナンス事業にも乗り出した。その仕組みは業界の多角化を図る新たなビジネスモデルになっている。業界が抱える課題をあぶり出し、数々のソリューションを打ち出す環境機器の戦略に迫る。