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COMPANY

環境関連機器の開発とM&Aによる事業拡大で
JASDAQ市場に上場を果たす

ポエック株式会社

ポエック株式会社は1989年、広島県福山市で設立された。ポンプ等の卸売業でスタートを切ったが、その後、製造業にも力を注ぎ、「ナイアス」という世界初の仕組みを採用した消火装置の自社開発に成功。グループホームや有床診療所をはじめとする多くの施設に導入され、南極昭和基地に10基を納入する実績を誇る。2017年11月28日には、東京証券取引所JASDAQ市場に上場。その躍進を支えたのは、顧客ニーズに応えるサービスとニッチで高性能な製品、そして積極的なM&Aにあった。

製造業にも注力。革新的な消火装置が多数の賞を獲得

福山市に本社を構え、環境・エネルギー事業、動力・重機等事業、防災・安全事業を三本柱に事業を展開しているポエック株式会社。商社機能に加えて、製造業とサービス(メンテナンス)業にも事業領域を広げているが、なかでも製造業に注力しており、オンリーワンの環境関連機器の自社開発に積極的に取り組んでいる。

これまで世に送り出した製品のなかで、同社の開発力と技術力の高さを顕著に示しているのが、電気不要のスプリンクラー消火装置「ナイアス」だ。この製品は地震や災害時、断水・停電の状況下でも作動し、化石燃料や電気が不要で、環境への負荷が少ない仕組みであることから、一般財団法人日本消防設備安全センターの認定を受けている。また、独創的かつ市場性のあるニュービジネスを展開している企業として、第10回中国地域ニュービジネス大賞および第13回ニュービジネス大賞優秀賞を受賞。2012年には、第4回ものづくり日本大賞優秀賞、2018年には第7回ものづくり日本大賞中国経済産業局長賞も獲得した。

このほか、プレート&シェル熱交換器は化学、製薬、食品といった各種プラントから冷凍設備、船舶設備まで幅広い業界で高く評価されており、1990年の発売以来、世界各国で30,000台以上の稼働実績を誇る。

卸売業からサービス業、製造業へと事業領域を拡大し、成功したポエック。その背景には、独創性に富む開発力と、6度にわたるM&Aがあった。