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COMPANY

半導体・電子部品製造のマザーマシン・精密計測機器を
開発から製造まで一貫して手がける

大宮工業株式会社

独自の発想と開発力で、もの作りの現場を支えるためのさまざまな装置を提案する大宮工業株式会社。メーカーの多様なニーズに応えるべく、量産品からオーダーメード機器までを手がける対応力、ひとつの装置を開発から製造まで一貫して行う技術力は、大手企業にはない強みだ。オンリーワンかつ高性能の同社製品は、特に半導体・電子部品製造業界で評価されており、アジアを中心に海外での存在感を示しつつある。その躍進を支える、もの作りへの情熱に迫った。
※記事内、シェアおよび業界内の製品開発時期については、大宮工業株式会社調べ

他社の追随を許さない技術力で知名度を上げる

広島県福山市に本社を構え、岡山県笠岡市の製造拠点のほか、奈良県と三重県にも拠点を有する大宮工業株式会社。

もともと、回転機械の設備診断を事業目的にしたが、業務で使用していた計測器の自社開発の成功を機に機器メーカーへと大きくかじを切り、独自性の高い製品を製造現場へ送りこんできた。なかでも、回転を伴う工作機械のバランス調整装置「プログラムド・オート・バランサー」は、その性能の高さから多くの現場で使われており、同社のベースになっている。

また、半導体素子製造の材料、ウエハを乾燥させる「自動バランサー付きスピンドライヤー」や、ウエハにテープを貼付する「真空貼り付け装置」も高性能であることから同社の知名度は高まり、半導体製造のトップメーカーをはじめ、多くの企業から装置の開発依頼を寄せられる屈指のメーカーに成長した。

この数年は「毎年、新製品を開発する」という目標を掲げ、国内外の半導体関連の展示会に積極的に出展。展示会期間中は、大宮工業の新製品を目当てに1日50社余りがブースを訪れる。そこから大手自動車メーカーとの「共同特許」「開発」につながった例もある。また機器納入後のアフターフォロー等、迅速な対応は顧客の評価も高く、現在までの多くのリピート受注につながっている。